ここは....どこなんだ
.... おお、そうだ 思い出した!.....
ワシは 此処で、息子の五郎市と共に....
ワシが此処に戻って来られたということは.....
[ 許された ]....と云うことなのだろうか....
我が名は 石川五右衛門
京の都の伏見にて ○○三昧しておりましたよ。
白昼堂々 金持ちさんからねぇ・・・。
ですがねぇ ワシ庶民さんの味方でも有りましたがねぇ。
ちょいと シクジリましたんですわ。
かなり 調子に 乗っていたんですね。。
んでもって、豊臣秀吉に トっ捕まりました・・。
で、この有様。
釜の向こうにゃ 閻魔大王が お越しになってる・・。
年貢の 納め時って〜ヤツ?
おおよっ!罪つぐなったろうじゃ〜ナイのっ!!!
儂は、
伊賀忍者のモモチ三太夫の弟子だった。
忍者ってーのは、
その時代にゃ 「素破(スッパ)」って 呼ばれたのさ。
武士のスパイだからさ。
儂は
その後 師匠を裏切って、逃亡したよ。
んで、盗賊になった。
此処でも ヤラカシタ・・・
儂が 捕まったのはだな。
秀吉の 伏見城に
青磁の香炉を 頂戴しようとしたのさ。
「千鳥」ってヤツだ。
蓋に 鳥がアシラワレテるんだけどさ。
どういうわけだか、
そいつが 急に 鳴きヤガッタっ!
まぁ 悪事はねぇ・・・。いつか終わりが来るものよ。
秀吉はな、金が大好きなんだよ。
聚楽第なんかキンキラキーンだからな。
ここは 伏見城だけども。
実はな。
秀次の家臣の木村常陸介からな・・・。
秀吉の暗殺を 依頼されたんだよ。
秀吉はヒデーんだ。
実子「秀頼」が 生まれたらさぁ、
養子の秀次が 疎ましくなっちゃった・・つうんだからよ・・。
まぁ でも、 こうなりゃ〜仕方ないな。
儂が 後悔してるのは、
我が息子 五郎市まで 道行を共にした・・事だ。
何も罪は無いのに・・・。
石川や
浜の 真砂は 尽くるとも
世に 盗人の 種は 尽くまじ
いつも 同じこと言ってくださるけどさ、
今作も、
主催者側から見ればね、
求めるテーマとは
すんげぇ かけ離れちゃってる・・・よね。
でもさあ、今度のは.....
ちゃ〜んとコンテストに参加するからね。
そんでもって オフザケして無いよ。
「問題作に しないでね〜〜 n(**)n 」